タイムドーム明石
【生解説】有
【料金】大人300円/子ども無料
【周辺施設】裏に公園
【飲食】不可
来訪時期:2022年3月
閉館と聞きましたので、過去に訪れたときの記録を。
築地駅から行く人の方が多いようですが駅から館への距離は同じくらい。
のんびり歩いて15分ほどです。
きちんと整備された道沿いに桜がとてもきれいでした。
駅前の公園も桜が満開。
公園を抜けて行くとすぐに聖路加病院が見えてきます。
そのすぐ向かいがプラネタリウムの入っている建物です。
こちらが入り口と勘違いしやすいですがここは保健所の入り口。
プラネタリウムに行きたい場合は左に抜けてまっすぐ進みます。
案内板の通りに聖ルカ通りをてくてく。
保健所など区の施設がいくつか入っている中の、6階が中央区立郷土天文館です。
別角度、郷土天文館の入り口側から見た建物全体。
こちらが入り口です。
昔ながらの公共施設の雰囲気が漂います。
ちなみに駐車場はありません。駐輪は可。
1階に保育園も入っているのでお迎えついでに自転車で来ている人も多いようです。
こちらのエレベーターで一気に6階まで上がっていきます。
館内はエレベーターを出てすぐ資料館があり、そちらは文化財保護のため撮影禁止。
館の受付に券売機があり、展示室の見学、プラネタリウムの観賞それぞれでチケットを購入します。
プラネタリウムはどの番組でも一回大人300円。常設展示室は100円。子どもは全て無料です。
ドームへの入場は10分前から。
廊下を抜けてプラネタリウムギャラリーで展示を見ながら時間を待ちます。
展示は子ども向けというよりは天文が好きな人がゆっくり眺めるのに向いている感じです。
資料館もすぐ横にあるため、館内は静かに過ごすこと前提。
そのため子どもたちはチケットを買ったあと一旦外に出て、裏の公園で遊んでいる人が多いようです。
こちらのギャラリーも飾らない雰囲気が最高です。
このスペースでのみ飲み物が飲めますが、建物内に自動販売機はありませんので注意。
開場時間になるとスタッフさんが入場口のドアを開けてくれるので、チケットにスタンプしてもらって随時入場です。
まったりとしたゆる~い雰囲気。
自由席です。
こちらのプラネタリウムはデジタルのみです。
アニメ番組の回はアニメのみ、生解説の回は生解説、ときっぱり分かれていて、この時はアニメ番組を観賞しました。
また、別の機会に夕方の星空さんぽも鑑賞しましたが大変良かったです。
こじんまりとした施設のゆったりとした雰囲気の中で聞く生解説は至高のひとときで、しかもほぼ貸切状態。
座席数もそんなに多くはないので良い意味で「部屋でゆっくり解説を聞いている」ような落ち着く感覚があります。
めちゃめちゃ癒されました。
こどもは入場無料・近隣に公園や同建物内に保育園があることなども手伝ってか、アニメ番組の方が圧倒的に利用客は多いようです。
生解説が聞きたい人にとっては穴場の施設だと思います。
ちなみに公園は郷土天文館を出てこちらの角を左に曲がると本当にすぐ裏手にあります。
惜しまれるべきは、この場所に生解説が聞けるプラネタリウムがあることを知らないで通り過ぎていく人の多さ。
こじんまりしすぎていることの弊害でしょうか。
知人はこの目の前の道を何度も仕事で利用しているらしいのにプラネタリウムの存在を把握していませんでした。
外観として特に丸いドームが確認できるわけではないので、道を歩いていてもただの保健所にしか見えないのは大きいのかもしれませんね。
かなりお気に入りの古き良き雰囲気を持ったプラネタリウムの1つでしたので、閉館は大変寂しいです。