PM21:00南

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冨士川楽座プラネタリウムわいわい劇場

冨士川楽座
プラネタリウムわいわい劇場(静岡県)

 

【生解説】無

【料金】大人620円/小ども310円

【周辺施設】富士川楽座サービスエリア

【飲食】併設のレストランやカフェ有/ドーム内は飲食不可

 

来訪時期:2022年9月

 


東名高速道路のサービスエリアにあるプラネタリウム

いつか行きたいなと思いながらなかなか伺う機会がなく、今回静岡方面に出掛けた帰り道に念願の来訪でした。


上りのサービスエリアなので、下りから向かう場合は冨士川インターチェンジから一旦降りて富士スカイビューの駐車場に車を停め、そこから冨士川サービスエリアに改めて入る必要があります。
でっかい観覧車があるので目印は分かりやすいです。

遊園地を抜け、上下の連絡口施設(ここもちょっとしたファッションビル)を通って上り側へ出ると、そこは本当に普通の、誰もが想像するサービスエリア。

ここにプラネタリウムがあるとはあまり思わないかもしれません。
さすが楽座の名を冠するだけあってハンドメイドアクセサリーのテントや屋台、特産品の道の駅など様々なお店が並ぶ賑やかで開放的な雰囲気です。

プラネタリウムは4階ですが、サービスエリア内に入るともうそこが3階なので入り口脇のエスカレーターを上がればすぐにプラネタリウムの入り口があります。

投影スパンが短く、かつお土産物を物色していればあっという間に時間は過ぎるので待ち時間には困らないです。

移動手段はエレベーターかエスカレーターか階段があります。

入り口脇の券売機でチケットを購入し、ドーム内へ。

入場は5分前からです。自由席。

手作り感溢れるディスプレイが大変よきでした。

スタッフさんが一から工夫して作ってる感じがほっこりします。

傾斜ドームで、光学式+デジタル式の番組か、デジタルのみのアニメーション番組が多めのようです。生解説はありません。

こじんまりとしていて最高です。

こじんまりとはしているんだけれど古い感じではなく、設備も投影機も新しめです。

今回はせっかくなので冨士川楽座オリジナル番組「星が教えてくれたこと」を鑑賞。こちらも光学式+デジタル式でした。

 

スタッフさんが客席の間をかけ上がりながら鑑賞時の諸注意を肉声で呼び掛けていくなんともゆるい空気感、たまんない。
お客さんも運転の休憩がてら見てみるか~って感じでほのぼのしてます。

こういうので良いんだよ~ほんと、こういうの。


作品自体は20分くらいの番組なので「えっ、もう!?」てところでわりとあっという間に終わりました。

サイエンスアート社の他作品はSeasonsをいくつか観ましたが、雰囲気は似ています。

ゆったりとしたペースで展開する映像と声優さんの穏やかな語りを何も考えずふわ~っと楽しむ作品かなという感じ。

それに+してこの作品は音楽を楽しむという要素が含まれていたようです。

ヒーリングプラネタリウムという位置付けでしょうか。

 

しかし定期的にこのようなオリジナルプログラムを制作して結構高頻度に入れ替えて投影してる熱意はすごいですね。

サービスエリアってどちらかと言うと一回きりのお客さんが多そうというか、そんな高頻度にリピーターが通える立地じゃないだろうに。

ちなみにのどかな景色が最高です。

さて、投影が終わり後方にある退場口から出ると1フロア上がって5階になるので、階段を降りて再びプラネタリウム前でショップをぶらぶら。

いわゆるメインの冨士川サービスエリアのお土産は3階にしこたま並んでいるのでこちらはちらほら天文関係のグッズやお隣のレストランのコラボ商品などが並んでいます。奥にちっちゃいゲーセンもありました。
でもちびっこは外に出てスカイビューのちょっとした公園というか遊園地というか、そこで過ごしている子が多かったです。

今回は静岡土産を買うだけでしたが、食事する場所にも困らなそうです。

外には買い食いできるお店がいくつもありますし、プラネタリウムがある4階にはしっかり落ち着いて食事ができるレストランが何軒か入っています。

 

個人的に、この日は生まれて初めて両親と一緒にプラネタリウムを鑑賞した日となりました。

地元にはプラネタリウムが無かったので、子どもの頃には遊びや校外学習含め一度も行ったことがなかったんですよね。

母はプラネタリウムなんて子どもの頃ぶり、と言っていて、なかなか貴重な想い出ができました。

 

しっかり休息をとって、リフレッシュしたところで再び車に乗り込みサービスエリアを後にしました。